デンタルインプラントと喫煙
デンタルインプラント手術を受けようと考えている人はまず禁煙から始めるべきだという意見があります。
まず歯周病と喫煙の関係。歯周病にかかっているとインプラント治療を受けることができません。また骨が解けてしまい、インプラントを埋め込むために十分な骨の量を確保できない場合もあります。喫煙者は非喫煙者に対して歯周病にかかるリスクは3倍以上といわれています。インプラント手術を受ける以前に手術に適さないと判断されてしまうこともあるのです。
それから手術のリスク。非喫煙者に比べ、喫煙者は手術そのものの成功率が低くなるというデータがあります。あるデータによると、喫煙者は非喫煙者に比べ失敗率が3倍近くに上っています。安全性が非常に高いことで知られるインプラント手術ですが、喫煙をしていることでリスクを高めてしまうことになるのです。
そして寿命。15年以上といわれるインプラントの寿命。入れ歯やブリッジに比べて非常に優れた耐久性が大きな魅力となっています。しかしこの寿命も喫煙によって大きく損なわれてしまいます。ヘビースモーカーの場合、インプラントの寿命は10年を切ってしまうとも言われており、インプラント手術の大きなメリットをみすみすひとつ失ってしまうことになります。また、喫煙者の場合、インプラント周囲炎にかかりやすくなり、悪化するとインプラントを外さなければならなくなるという事態にも陥りかねません。
このように、喫煙はあらゆる面でインプラントに悪影響を及ぼします。高額な費用で受ける手術ですから、安全で長く使えるようにしたいもの。そのためにも喫煙対策は重要なポイントとなるでしょう。